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『カケラ』湊かなえ最新作の結末や感想は?

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今回は『カケラ』湊かなえ最新作の結末や感想は?というタイトルでお送りします。

『告白』、『夜行観覧車』などの小説の作者である湊かなえさんの最新作『カケラ』が5月14日に発売されました!

既刊の小説は映画化やドラマ化もされており、ストーリーもどんどん引き込まれる面白さです。

今回の最新作もどのような結末を迎えるのか非常に気になるところですよね。

それでは最新作『カケラ』の結末や感想を紹介していきたいと思います!

 

『カケラ』のあらすじと結末は?

すでに多くの人が読んでいるようですね!

感想のツイートやネット上での書き込みをたくさん見かけます!

なかには発売日から2日ほどで読み終わっている人もいるようです。

『カケラ』は湊かなえさんのデビュー作である『告白』と同じ独白形式で物語が進行していきます。

それではあらすじを紹介していきます!

 

『カケラ』のあらすじは?

都内の美容クリニックに勤める医師の橘久乃は、久しぶりに訪ねてきた幼なじみから「痩せたい」という相談を受ける。
カウンセリングをしていると、小学校時代の同級生・横網八重子の思い出話になった。幼なじみいわく、八重子には娘がいて、その娘は、高校二年から徐々に学校に行かなくなり、卒業後、ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなっているのが見つかったという。
母が揚げるドーナツが大好物で、性格の明るい人気者だったという少女に何が起きたのか―?

集英社公式サイトより

ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなるというのがとても印象的ですね!

今回の物語は、「美容整形」をテーマにしているようです。

物語は美容クリニックの医師である橘久乃が7人の登場人物の話を聞いていく形で進んでいくのですが、橘久乃が会話している場面はほとんどなく、登場人物たちの独白で進んでいきます。

小学校時代の同級生である横網八重子の話題から始まり、様々な登場人物から語られる形で横網八重子の娘、吉良有羽の死の真相に迫っていきます。

同じ人、出来事でも語り手によっては全く違う考え方をしていたりと、いろいろな見方ができるので非常に面白いです。

 

『カケラ』の結末は?

作中で登場人物たちの話を聞いていく中で、美容整形や体型へのコンプレックスやいじめ、妬みなど人間のドロドロとした暗い部分があらわれてきます。

登場人物たちはそれぞれが固定観念に縛られており極端な話し方をするところなんかは何とも言えない気持ちになります。

横網八重子とその娘有羽はどちらも太っているのですが、根暗な八重子と明るい有羽。性格はまるで正反対な2人。こういったところから容姿に対する価値観の違いを感じます。

有羽の死については明確には書かれておらず匂わせるような書き方です。

今作は美容整形がテーマとなっていますが、それにとどまらず、個性とは何か、美しいこと、痩せていることが良いことなのか、自分の固定観念を押し通さず柔軟に他人を受け入れる大切さなどいろいろと考えさせられる作品になっていると思います。

 

Twitterの声やネットの感想は?

読んでるとドーナツが食べたくなる気持ちとてもわかります(笑)

読む手が止まらず一気読みしてしまったという声も多かったです。

登場人物たちの考え方や話し方が非常にリアルでストーリーに引き込まれるのではないでしょうか。

 

ネットの感想は?

絶妙に噛み合わない人間模様にぞわぞわした。

美容整形医相手への独白で章が進んでいく。誰がどの位置で重要なのか探りながらなので慎重に読み進めました。会話の中で時折挟まれる、人の無頓着な悪意などが湊さんらしいと思いました。何故、彼女は自殺したのか、どう決着を付けるのかいろいろ予想してみましたが、ちょっとあっけない感じでした。章ごとにバトンが渡されるように、語り手の口からピースが埋まっていき、湊さん筆力はやっぱ好きです

湊かなえさん最新作。 映画化して話題になった「告白」を読んで以来、手に取っていなかったので読んでいて懐かしい気持ちになりました。 以前と変わらず愛憎の描写がとても丁寧な印象です。 1人の人物が様々な人々に話を聞きに行き、その相手の一人語りのように描かれるスタイルで、会話劇を見ているような感じ。 語り手によって話の印象が大きく変わってくるので、読み進める事に「なるほどなぁ」と思ってしまいました。とても面白かったです。 あと読んだあとはドーナツが食べたくなりますね(笑)

 

まとめ

今回は『カケラ』湊かなえ最新作の結末や感想は?というタイトルでお送りしました!

人間の暗い部分をがっつりと描写しており読んでいて少々刺さるものがあるかもしれませんが、それでも7人の登場人物たちのそれぞれの目線で語られ、徐々に真相に近づいていく過程は非常に面白いです。

容姿に関するコンプレックスは誰もが抱えているものだと思います。

他人を指標にせず、自分は自分であると受け入れることができたら素敵なのではないでしょうか。

ご愛読ありがとうございました!