今回は『パンデミック過去一覧期間も紹介!収束方法や対策は』というタイトルでお送りします。
みなさんはパンデミックという言葉を聞いたことがありますか?
インフルエンザやSARSなど爆発的な感染力を持つウイルスによる流行病のことです。
現在昨年12月に当初中国の武漢で見つかった新型コロナウイルスが今パンデミックとして猛威を振るっています。
そんなパンデミック、過去にはどのようなものがあったのかを一覧で、また期間はどのくらいで収束したのか紹介します。
またその時の収束方法や対策はどのようなものだったのかも含めてご紹介します!
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パンデミック過去一覧期間も紹介!
102年前、同じように世界はパンデミックと闘っていたのです。#パンデミックとの闘い pic.twitter.com/p106R7lDKO
— 台湾史.jp (@TaiwanHistoryJP) April 6, 2020
歴史をさかのぼると、数十年に一度今のようなもしくはそれ以上の威力のパンデミックが起こっています。
20世紀には3回のパンデミックが起こっています。
- 1918年のスペイン風邪(インフルエンザ)
- 1957年のアジア風邪(インフルエンザ)
- 1968年の香港風邪(インフルエンザ)
それぞれ期間は1〜2年間でした。
このように人類は何度もウイルスの被害を受けてきました。
20世紀以前においても、パンデミックは数十年に一度の間を置いて起きています。
まさに災害は、忘れた頃にやってくるという感じですね。
実はパンデミックを題材とした小説や、エッセイなども残されています。
パンデミック過去の発生源はどこの国?
歴史的パンデミックの発生国を紹介します。
- 1918年のスペイン風邪・・・アメリカ
- 1957年のアジア風邪・・・中華人民共和国南西部
- 1968年の香港風邪・・・香港
当時は戦争が行われていて国から国への行き来が盛んに行われていたことが世界的大流行につながりました。
現在戦争は行われていませんが平和に世界各国にいくことができるため、当時以上の大流行が起こる可能性を秘めています。
今大流行している新型コロナウイルスがまさにその通りです。
パンデミック過去最悪だったのは何?
過去のパンデミックの中で最悪だったのが『スペイン風邪』で、世界人口18億人の内約5000万人から1億人が死亡したと言われています。
1957年のアジア風邪で100万人、1968年の香港風邪では75万人以上が死亡しています。
大昔にはペスト、天然痘、コレラ、チフス、麻疹で多くの人が亡くなっています。
現在では研究・製薬技術の発展のおかげで最小限の被害で収めることができています。
しかしその発展故に「今回の新型コロナウイルスもどうせすぐになんとかなるんでしょ?」とみんな思いがちです。
パンデミック過去収束方法や対策は?
近所のオーストラリア人🇦🇺の友人と
路上で立ち話。彼のお兄さんが心臓外科医🇦🇺で
今回のパンデミックで
かなり疲労困憊の毎日だそう。彼の話によると
コロナは・老若男女問わず危険なウィルス
・治る人は治るし治らない人は治らない
・治療薬がないのが致命的やはり免疫力が鍵かもしれない。 pic.twitter.com/SQryyA2c0L
— Madocca (@Madocca3337777) April 14, 2020
パンデミックはいったん拡散すると、ウイルスを封じ込めることは非常に困難であると考えられています。
2003年に世界的に流行を起こしたSARSは、感染した患者の早期発見と隔離することでそこからの拡散を防止できました。
しかし病気発症時に感染力のピークがあって病気潜伏期にも感染力を持つ可能性があるので、ただ感染者及び発熱者を隔離するというような戦略では、パンデミックウイルスの封じ込みができません。
新型コロナウイルスについては、感染者の症状が軽い状態での市中拡散が懸念されています。
ご自身の健康管理のみならず、周囲へのエチケットにも気を配る行動が求められます。
本来ならワクチンや抗ウイルス薬を使いウイルスを抑えるのが最も効果的ですが、今回のウイルスに有効な薬品はまだ開発されていません。
そのため患者の隔離や学校の閉鎖などの公衆衛生的対策や、手洗いやマスクの着用などの個人の防御、医療機関での消毒等でしか対策がとれていません。
感染者の多発地域からの入国拒否など実施されていますが、どれも何かしらの問題点を持っていてどれも決定的な対策とは言えません。
対策方法を組み合わせて、どうやってパンデミックによる被害を防ぐかを考えていかないといけません。
パンデミックの実際の影響は?
パンデミックが実際に起きると、医療機関で発症患者が急増し、行うべき診療ができなくなってしまうなどの病院機能マヒに陥ってしまう可能性があります。
平素の病院の仕事量に加えて新しく発症患者が急激に増加し、病院の許容量内であれば維持できますが、超えたときはインフルエンザ以外の一般的疾患の治療等に影響を及ぼす可能性が高くなります。
また一般社会では外出の制限・自粛などによって経済活動のバランスが崩れ、混乱が引き起こされます。
会社内では発症した人が仕事場を休むことで、他の人に負担がかかってきたりします。
インフルエンザのように期間が短ければいいですが、最低でも2週間は職場に復帰はできないようです。
物流、交通、郵便、教育など様々な分野で被害が出ています。
パンデミックについてツイッターの声は?
経済的に考えるとこのパンデミックでもっとも直撃を受けるのはミレニアル世代ですね。日本の景気サイクルは少し特殊なので別として、米国はもろミレニアル世代がやられます。大学卒業がリーマンショックでホワイトカラーになれずサービス業に流れた人がたくさんいます。今一番やられている業界です。
— エミン ユルマズ (JACK) (@yurumazu) April 13, 2020
風俗嬢が出勤自粛したところでこのパンデミックは治んないでしょ。風俗嬢の人口なんてたかが知れてるし。もう自然に身をまかせるしか無いと思ってるよ。なったらなったで仕方ない。こんだけ感染者でてんだから風俗してようがしてなかろうが変わんないわ
— 🌹ろーざちゃん🌹 (@endscape_Uv23) April 14, 2020
パンデミックという深刻な危機に直面した今こそ「他者のために生きる」という人間の本質に立ち返らなければならない。
協力は競争よりも価値があり、人類は一つであることを理解すべきだ。
利他主義という理想への転換こそが人類のサバイバルの鍵である。
ジャック・アタリ(経済学者/思想家) pic.twitter.com/nJrBOYKKk2
— 可児 義孝 / Yoshitaka Kani (@yoshitakani530) April 14, 2020
パンデミックを止めたいのなら、3密になる仕事はするな、その代わり補償は速やかにする、ということでなければ無理。PCRは真面目にやらない。抗体検査はやる気なさそう。補償もフリだけ。本当はやりたくてもできない程、国力がないのかもしれないな。
— 池田清彦 (@IkedaKiyohiko) April 13, 2020
都道府県毎に対策方法は違っていますが、やはり会社に出勤しないとお金が貰えなくて困るというのが国民の一番の悩みでしょう。
それはどの業界も同じで、だからこそ感染を止めることも不可能に近いと言われています。
予防でなんとか感染速度は抑えられていると思いますが、それでも毎日感染者数は全国で増え続けています。
まとめ
今回の新型コロナ同様、パンデミックを起こしたスペイン風邪(1918〜1920)の時、アーティストたちはどういう反応をしていたのかを調べようとしてふと思い出した。エゴン・シーレはスペイン風邪の犠牲者だった…。 pic.twitter.com/Nb1VUWLLLt
— 橋爪勇介|美術手帖 (@hashizume_y) April 12, 2020
今回は『パンデミック過去一覧期間も紹介!収束方法や対策は』というタイトルでお送りしました。
パンデミックの過去一覧を期間も一緒に紹介しました。
半世紀前の話だとみんな遠い昔のことでしょ?と思いがちですが現在も残っています。
香港風邪は現在も冬に大流行している新型インフルエンザのことですし、他人事ではありません。
収束方法や対策がハッキリとしない新型コロナウイルスですが、皆さんの心がけ一つで予防することができ、拡大を防ぐことができます。
1日でも早く新型コロナウイルスが収まってくれることを願うばかりです。
ご愛読いただきありがとうございました。